フィッシング報告件数
2014年1月度におけるフィッシング対策協議会に寄せられたフィッシング報告件数(海外含む)は前月度より3244件増加し、4656件となりました。
フィッシングサイトのURL件数
2014年1月度におけるフィッシングサイトのURL件数(重複無し)は前月度より183件増加し、543件となりました。
フィッシングに悪用されたブランド件数
2014年1月度におけるフィッシングに悪用されたブランド件数(海外含む)は前月より1件減少し、16件となりました。
総評
1月も12月と同様にフィッシングの報告件数が急増しました。これは、オンラインゲームや金融機関をかたるフィッシングの報告が増加しているためです。その他は、クレジットカード会社、ISPのWebメールやポータルサイトなどをかたるフィッシングを確認しています。
オンラインゲームや金融機関をかたるフィッシングは11月から継続しており、今月は中旬にかけてフィッシングの報告が多数寄せられています。JPCERT/CCにてフィッシングサイトの停止のための調整を行っていますが、フィッシングサイトが停止すると、新たなフィッシングサイトが公開され、不特定多数の方に執拗にフィッシングメールが送られるといった状態が継続しています。なお、1月下旬は報告が減少しましたが、今後も、大量のフィッシングメールが送られる可能性もありますので、十分ご注意ください。
もし、フィッシングの判断に迷う場合や不審なメールを受け取った場合は、各サービス事業者の問合せ窓口やフィッシング対策協議会(info@antiphishing.jp) までご連絡ください。
【参考】
[01/06更新]ハンゲームをかたるフィッシング(2013/12/10)
https://www.antiphishing.jp/news/alert/hangame20131210.html
[01/08 更新] 三菱東京UFJ銀行をかたるフィッシング(2013/12/27)
https://www.antiphishing.jp/news/alert/mufg20131227.html