不正アクセス行為の発生状況及びアクセス制御機能に関する技術の研究開発の状況 2009/02/26(国家公安委員会、総務大臣、経済産業大臣)
国家公安委員会と総務省、経済産業省が公表した平成20年中に報告された不正アクセス行為の発生状況によると、不正アクセス行為の認知件数は2,289件(前年:1,818件)、この中で最多のものがインターネット・オークションに他人になりすまし出品等で、1,559件(1,347件)だった。不正アクセス禁止法違反事件の検挙件数は1,737件(1,438件)で、そのほとんどが、他人の識別符号を入力する"識別符号窃用型"で1,736件(1,438)、その手口について、利用権者のパスワードの設定・管理の甘さにつけ込んだものが1,368件(139件)、フィッシングサイトにより入手したものも88件(1,157件)あった。
http://www.npa.go.jp/cyber/statics/h20/pdf47.pdf