~ フィッシングとは実在する組織を騙って、ユーザネーム、パスワード、アカウントID、ATMの暗証番号、クレジットカード番号といった個人情報を詐取する行為です ~

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報告書類

2020/03 フィッシング報告状況

2020年04月02日

フィッシング報告件数

2020 年 3 月にフィッシング対策協議会に寄せられたフィッシング報告件数 (海外含む) は、前月より 2,041 件増加し、9,671 件となりました。

フィッシングサイトの URL 件数

2020 年 3 月のフィッシングサイトの URL 件数 (重複無し) は、前月より 1,095 件増加し、4,136 件となりました。

フィッシングに悪用されたブランド件数

2020 年 3 月のフィッシングに悪用されたブランド件数 (海外含む) は、前月より 7 件減少し 56 件となりました。

総評

2020 年 3 月のフィッシング報告件数は 9,671 件となり、2 月と比較すると 2,041 件増加となりました。
Amazon、Apple、LINE、楽天 をかたるフィッシングについては、前月と同様に、繰り返しフィッシングメールが大量配信されており、非常に多くの報告を受領しました。 また、キャッシュレス決済サービス、クレジットカードブランド、大手銀行をかたるフィッシング、および、宅配業者の不在通知を装ったショートメッセージ (SMS) についても、報告が増えています。

URL 件数についても大幅に増加しており、前月と同様に、同じ件名や文面にて配信されたメールであっても、大量に取得した独自ドメインや無料の DDNS (ダイナミック DNS) サービスを使用して、メール毎に、または短時間で誘導先の URL を次々と変えるフィッシングの報告が非常に増えています。このようなサイトは、何度もアクセスするとアクセス不能となったり、短時間で停止するケースが多いことを確認しています。

フィッシング以外では、マスクを販売するショップを装った偽ショッピングサイトへ誘導したり、国際的な組織をかたり寄付を求める不審なメール等が確認されています。また、実在するショップの商品発送通知を装い、マルウエアのインストールへ誘導する悪質なメールやサイトも確認されています。

ログインを促すようなメールや SMS を受信した際は、正規のアプリやブックマークした正規の URL からサービスへログインして情報を確認するよう、常に心がけてください。
また、クレジットカード情報や携帯電話番号、認証コード、口座情報、ワンタイムパスワード等の入力を要求された場合は、入力する前に一度立ち止まり、もし、入力した情報が裏で即時に不正利用された場合には、何が起こるかを考え、似たようなフィッシングや詐欺事例がないかを確認するようにしてください。 特に初めてアクセスするサイトの場合は、運営者情報や問い合わせ先なども確認し、実在する組織の信用のおけるサイトか、また詐欺事例等がないかを確認するようにしてください。

フィッシングか否かの判断に迷うメールや、不審なメールを受け取った場合は、各サービス事業者の問合せ窓口やフィッシング対策協議会 (info@antiphishing.jp) までご連絡ください。


参考情報

  セゾン Net アンサーをかたるフィッシング (2020/03/10)
    https://www.antiphishing.jp/news/alert/saisoncard_20200310.html

  PayPay をかたるフィッシング (2020/03/24)
    https://www.antiphishing.jp/news/alert/paypay_20200324.html

  Amazon をかたるフィッシング (2020/03/27)
    https://www.antiphishing.jp/news/alert/amazon_20200327.html