フィッシング報告件数
2017 年 12 月にフィッシング対策協議会に寄せられたフィッシング報告件数 (海外含む) は、前月より 231 件減少し、1,165 件となりました。
フィッシングサイトの URL 件数
2017 年 12 月のフィッシングサイトの URL 件数 (重複無し) は、前月より 138 件減少し、565 件となりました。
フィッシングに悪用されたブランド件数
2017 年 12 月のフィッシングに悪用されたブランド件数 (海外含む) は、前月より 5 件増加し、24 件となりました。
総評
2017 年 12 月のフィッシング報告件数は 1,165 件となり、11 月と比較すると 231 件の減少となりました。前月に引き続き Apple のフィッシング報告が多く、全報告の約 62 % を占めています。最近のフィッシングはクレジットカード情報の詐取を目的としているため、クレジットカード情報を入力する際には、再度、メールや Web サイト、URL に不審な点がないか確認するなど、ご注意ください。また仮想通貨関連サービスの報告も引き続き受領しており、URL からは本物のサイトか否かの判断が難しい場合があるため、今後も注意が必要です。フィッシングかどうかの判断に迷うメールや、不審なメールを受け取った場合は、各サービス事業者の問合せ窓口やフィッシング対策協議会 (info@antiphishing.jp) までご連絡ください。
【参考情報】
MUFG カードをかたるフィッシング (2017/12/18)
https://www.antiphishing.jp/news/alert/mufgcard_20171218.html
[更新] Apple をかたるフィッシング (2017/12/15)
https://www.antiphishing.jp/news/alert/apple_20171215.html