フィッシング報告件数
2014年3月度におけるフィッシング対策協議会に寄せられたフィッシング報告件数(海外含む)は前月度より1345件増加し、4181件となりました。
フィッシングサイトのURL件数
2014年3月度におけるフィッシングサイトのURL件数(重複無し)は前月度より299件増加し、503件となりました。
フィッシングに悪用されたブランド件数
2014年3月度におけるフィッシングに悪用されたブランド件数(海外含む)は前月より5件減少し、14件となりました。
総評
前月同様、引き続きオンラインゲームや金融機関をかたるフィッシングの報告が多数寄せられています。その他は、クレジットカード会社、ISPのWebメールなどをかたるフィッシングの報告を受けています。
昨年11月から継続しているオンラインゲームや金融機関をかたるフィッシングは、3月の報告数のうち、約97%を占めています。JPCERT/CCにてフィッシングサイトの停止のための調整を行っていますが、フィッシングサイトが停止すると、新たなフィッシングサイトが公開され、不特定多数の方に執拗にフィッシングメールが送られるといった状態が続いています。フィッシングメールの本文も徐々に変化し、違和感の無い内容になりつつありますので注意が必要です。
また、クレジットカード会社をかたるフィッシングサイトも複数確認しておりますので、十分ご注意ください。
もし、フィッシングの判断に迷う場合や不審なメールを受け取った場合は、各サービス事業者の問合せ窓口やフィッシング対策協議会(info@antiphishing.jp) までご連絡ください。
【参考】
NCSOFTをかたるフィッシング(2014/03/25)
https://www.antiphishing.jp/news/alert/ncsoft20140325.html