フィッシング報告件数
2014年7月にフィッシング対策協議会に寄せられたフィッシング報告件数 (海外含む) は、前月度より3,049件減少し、1,354件となりました。
フィッシングサイトのURL件数
2014年7月のフィッシングサイトのURL件数 (重複無し) は、前月度より407件減少し、417件となりました。
フィッシングに悪用されたブランド件数
2014年7月のフィッシングに悪用されたブランド件数 (海外含む) は、前月度より3件増加し 、17件となりました。
総評
7 月は、6 月と比較して、フィッシング報告件数およびフィッシング URL 件数が減少しました。これは、オンラインゲームの報告件数が前月に比べて 9 割減少したのが大きな原因です。6 月に寄せられたフィッシングサイト URL の総数うち、金融機関が約 8 割、オンラインゲームが約 2 割を占めました。
全体的に報告件数が減少していますが、まだまだ多い状態です。最近寄せられているフィッシングメールは、ブランド名や誘導先のフィッシングサイトURL は異なっていますが、メール本文の内容は類似しています。もし、事例で紹介しているような内容のメールを受け取られた場合は、ご注意ください。
なお、フィッシングかどうかの判断に迷うメールや、不審なメールを受け取った場合は、各サービス事業者の問合せ窓口やフィッシング対策協議会 (info@antiphishing.jp) までご連絡ください。
【参考】
ODNをかたるフィッシング(2014/07/14)
https://www.antiphishing.jp/news/alert/odn0714.html