フィッシング報告件数
2013年7月度におけるフィッシング対策協議会に寄せられたフィッシング報告件数(海外含む)は前月度より195増加し、237件となりました。
フィッシングサイトのURL件数
2013年7月度におけるフィッシングサイトのURL件数(重複無し)は前月度より58件増加し、102件となりました。
フィッシングに悪用されたブランド件数
2013年7月度におけるフィッシングに悪用されたブランド件数(海外含む)は前月より1件減少し、5件となりました。
総評
7月は、6月と比較してフィッシング報告及びフィッシングURLが増加しました。これはオンラインゲームをかたりアカウント情報を詐取しようとするフィッシングの報告が多数 (7月の報告のうち約 94% がオンラインゲームをかたるフィッシング) 寄せられたためです。その他は、ISPのWebメールをかたるフィッシングと、オンラインショップをかたるフィッシングの報告でした。
今回確認しているオンラインゲームをかたるフィッシングは、毎日のように報告されています。中には正規サイトのドメインと一文字だけ違うドメインを取得しているケースも見られました。また、JPCERT/CC にて、フィッシングサイトの停止の調整を行うと、別のURLで新たにフィッシングサイトを公開し、不特定多数の方に執拗にフィッシングメールを送るといった状態が継続していますので注意が必要です。
もし、フィッシングの判断に迷う場合や不審なメールを受け取った場合は、各サービス事業者の問合せ窓口やフィッシング対策協議会(info@antiphishing.jp) までご連絡ください。
【参考】
フィッシング詐欺にご注意ください(7/1)