フィッシング報告件数
2014年4月度におけるフィッシング対策協議会に寄せられたフィッシング報告件数(海外含む)は前月度より2522件減少し、1659件となりました。
フィッシングサイトのURL件数
2014年4月度におけるフィッシングサイトのURL件数(重複無し)は前月度より179件減少し、324件となりました。
フィッシングに悪用されたブランド件数
2014年4月度におけるフィッシングに悪用されたブランド件数(海外含む)は前月と同様、14件となりました。
総評
引き続きオンラインゲームや金融機関をかたるフィッシングの報告が多数寄せられています。その他は、クレジットカード会社、ISPのWebメールなどをかたるフィッシングの他、新たにドメイン名登録サービスをかたるフィッシング報告を受けています。
今月は昨年11月から継続している金融機関をかたるフィッシングは減少しましたが、オンラインゲームをかたるフィッシングは、引き続き多くの報告が寄せられています。JPCERT/CCにてフィッシングサイトの停止のための調整を行っていますが、フィッシングサイトが停止すると、新たなフィッシングサイトが公開され、不特定多数の方に執拗にフィッシングメールが送られるといった状態が続いています。フィッシングメールの本文も徐々に変化し、違和感の無い内容になりつつありますので注意が必要です。
もし、フィッシングの判断に迷う場合や不審なメールを受け取った場合は、各サービス事業者の問合せ窓口やフィッシング対策協議会(info@antiphishing.jp) までご連絡ください。
【参考】
ゆうちょ銀行をかたるフィッシング(2014/04/01)
https://www.antiphishing.jp/news/alert/20140401jpbank.html
お名前.comをかたるフィッシング(2014/04/15)
https://www.antiphishing.jp/news/alert/onamaecom20140415.html
[05/01 更新]三井住友カードをかたるフィッシング(2014/04/30)
https://www.antiphishing.jp/news/alert/smbc_card20140430.html