フィッシング報告件数
2013年2月度におけるフィッシング対策協議会に寄せられたフィッシング報告件数(海外含む)は前月度より52件増加し、144件となりました。
フィッシングサイトのURL件数
2013年2月度におけるフィッシングサイトのURL件数(重複無し)は前月度より64件増加し、238件となりました。
フィッシングに悪用されたブランド件数
2013年2月度におけるフィッシングに悪用されたブランド件数(海外含む)は前月より8件増加し、15件となりました。
総評
1月と比較して2月のフィッシング報告やフィッシングURL、フィッシングに悪用されたブランド件数が増加しています。これらは国内の銀行や複数のISPのWebメール、クレジットカード会社をかたるフィッシングの報告が多数寄せられたほか、ポータルサイトやオンラインゲームなどのフィッシングサイトも確認されたためです。
2月に多く寄せられたフィッシングの事例では、ブランドに関わらず海外の正規のサイトが侵入され、複数のフィッシングサイトが設置されていたことを確認しています。その他には、先月と同様に国内の銀行や ISP の Web メールサービスをかたる報告が継続して寄せられていますので注意が必要です。もし、フィッシングの判断に迷う場合や不審なメールを受け取った場合は、各サービス事業者の問合せ窓口やフィッシング対策協議会 (info@antiphishing.jp) までご連絡ください。
【参考】
MasterCardをかたるフィッシング(2013/2/14)
https://www.antiphishing.jp/news/alert/mastercard20130214.html
eoWEBメールをかたるフィッシング(2013/2/15)
https://www.antiphishing.jp/news/alert/eoweb2013215.html
ODNをかたるフィッシング(2013/02/20)